音響嵌合

どっぷりハマってしまった音楽の紹介

Out Of The Cellar - Ratt

高二になり生まれて始めて

自分が『先輩』と呼ばれるものになり

なんか妙に落ち着かなくて

 

最初は言われるたびに

 

「やめてくれよー(;ω;)」

 

と思っていました。

 

でそれが段々普通に受け入れられるように

なってきた頃

 

後輩くんがいい曲だからと言って

持ってきてくれたカセットテープが

これでした。

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アルバム表紙

LAのロックバンドで

ジャンルはメタルらしいけど

まあハードロックですよね。

 

でもかなりメロディアスなテイストで

うるさいのを少しだけ我慢したら

十分聴くに耐えうるどころか

かなりいい内容なのですよね。

 

 

収録曲はこちら

Side one
No. Title Writer(s) Length
1. "Wanted Man" Robbin Crosby, Stephen Pearcy, Joey Cristofanilli 3:37
2. "You're in Trouble" Warren DeMartini, Crosby, Pearcy 3:16
3. "Round and Round" DeMartini, Crosby, Pearcy, 4:22
4. "In Your Direction" Pearcy 3:30
5. "She Wants Money" Juan Croucier 3:04
Side two
No. Title Writer(s) Length
6. "Lack of Communication" Pearcy, Croucier 3:52
7. "Back for More" Crosby, Pearcy 3:42
8. "The Morning After" DeMartini, Crosby, Pearcy 3:30
9. "I'm Insane" Crosby 2:54
10. "Scene of the Crime" Crosby, Croucier 4:54

 

 

チャート成績はこちら

まずシングル盤

1. Round and Round                           (米 12位、加 16位)

2.Back for more                               (チャート圏外)

3.Wanted Man                                  (米 87位)

 

 

アルバム             (米 7位、加 12位)

 

 

この頃はまだハードロックで

シングルチャート制覇なんてあまりないので

それでも12位はすごいです。

それでアルバムが7位に入って

ミリオンセラーなので、大ヒットですよね。

 

 

それで僕の部活の先輩たちは

当然ロックミュージックが大好きで

そしてもっぱら話題に上がるのが

UKのバンドが多かったのですが

 

時代はすでにLAが中心になっていましたので

ヒットチャート厨の自分としては

当然、その時にチャートに上がっている

バンドにしか興味はなく

 

そんな流れで後輩と音楽話をしていたら

たまたまベクトルがその時だけ合ったのです。

 

 

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時代はMTV中心になっていまして

いいビデオだと当然キッズに観てもらえます。

 

この売れたシングルのヴィデオも内容が面白く

ヴィジュアルもそこそこでしたので

アイドル的にも売れた感じです。

 

 

僕はやはり音楽的な内容ですよね。

難しいことはわからないんですが

最初から最後までとにかく

通して聴けるノリの良さ

 

これに尽きます。

 

 

若い頃のなんか妙に

発散したい気分と

でも本当にそれをどうしたらいいのか

わからなくて一日中もやもやしてる状態。。

 

こういうのを一時的でも吹き飛ばして

爽快感を与えてくれる

すばらしい作品でした。

 

ぜひ大音響で聴き倒したいものです。

そんな環境があればですがね。

 

 

 

  

 

Chuck Mangione

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高校に入りなんとはなしに

吹奏楽部に入ったら

必然的に器楽曲になじむようになった

 

ある時図書室で

 FM fanとBillboardのヒットチャートのあたりを

読んでいたら

1978年7月に全米シングルチャート4位まで

上昇した1つの器楽曲に目がいった

 

これはめづらしい。。。。

 

歌なしでヒットするなんてあまりない事なので

何回かラジオで聴いたりしたあとで

レコードを買いに行った

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Chuck Mangione - Feels so good

まあ、見た通りのフリューゲルホーン吹きのおじさんなんだけど

耳に心地よいんですわ

 

僕がレコードで購入した時はベスト盤だったんだけど

社会人になってからこのオリジナル版をCDで購入しなおした

 

収録曲はこちら

All selections written by Chuck Mangione.

  1. Feels So Good - 9:42
  2. Maui-Waui - 10:13
  3. Theme From 'Side Street' - 2:05
  4. Hide & Seek (Ready Or Not Here I Come) - 6:25
  5. Last Dance - 10:54
  6. The XIth Commandment - 6:36   

 

そしてチャート成績

シングル版 Feels so good    (米 4位)1978.7.10付

アルバム         (米 2位)

 

大ヒットですね。

その頃は空前のディスコブームだったのですが

このひたすら清涼感のあるサウンドが受けに受けて

の事だと認識していますが、

 

このころは健全なチャートだったんだなと

あらためて思います。

 

曲に歌詞がないとなにも考えずに

聞き流せますよね

特に疲れているときなんか

余計な考えを頭の中に入れたくないので

こういう曲が必要になってきます。

 

曲のジャンルでいうとフュージョンとか

器楽曲(instrumental)あるいはジャズ

そのあたりでしょうか

 

日本でいうとスクエアとかですよね

ドライヴのお供に最高な感じです

 

ここから徐々にこういう感じの曲にも

のめり込んでいきます。

 

このあとチャックおじさんは

これ以上のヒットを出すことは

なかったと思いますが

結構何枚か実にいい曲を発表していますよ。

 

 

Chicago 16 / 17

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Chicago16

まずはこれ。

集積回路を拡大鏡でのぞいたようなジャケット

 

無機質な、、心の通わないようなイメージですよね。

サウンドはすっきりとしていて以前の彼らの曲とは

真反対の響きに変えられました。

 

収録曲はこちら

Side One
No. Title Writer(s) Vocals Length
1. "What You're Missing" Jay Gruska, Joseph Williams Peter Cetera 4:10/3:29
2. "Waiting for You to Decide" David Foster, Steve Lukather, David Paich Cetera with Bill Champlin 4:06
3. "Bad Advice" Peter Cetera, Foster, James Pankow Champlin with Cetera 2:58
4. "Chains" Cetera, Ian Thomas Cetera 3:22
5. "Hard to Say I'm Sorry/Get Away" Cetera, Foster / Cetera, Foster, Robert Lamm Cetera 5:08
Side Two
No. Title Writer(s) Vocals Length
6. "Follow Me" Foster, Pankow Champlin 4:53
7. "Sonny Think Twice" Bill Champlin, Danny Seraphine Champlin 4:01
8. "What Can I Say" Foster, Pankow Cetera 3:49
9. "Rescue You" Cetera, Foster Cetera 3:57
10. "Love Me Tomorrow" Cetera, Foster Cetera 5:06/4:58
Bonus track of Rhino re-release
No. Title Writer(s) Vocals Length
11. "Daddy's Favorite Fool" Champlin Champlin 3:52

 

英語版のwikiは丁寧に表記されてますね。

オリジナルは10曲で後に [ Rhino ] から出た再発CD盤は

最後にボーナストラックが含まれます。

 

 

チャート成績ですが、

まずシングル盤

1. Hard to say I'm sorry                      (米 1位、英 4位)

2. Love me tomorrow                          (米22位、加40位)

3. What you're missing                        (米81位)

 

アルバム        (米 9位、英44位、独11位、加17位)

 

 

このように、[ Hard to say I'm sorry ] の大ヒットによって

80年代に見事に復活しました。

 これはライヴですが、Peter Ceteraの驚異的な歌い方がよくわかって

実にいいですよね。

 

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まあ僕が中学生のときにヒットしていて

正直、子供には理解しづらくて

完全に大人向けの楽曲でしたね。

 

それから何年かして

20代になってCDで購入したのですが

それはあまりにも次作の [ Chicago17 ] が

素晴らしすぎて他の作品にも興味が出てきた

からです。

 

内容は初めて聴く人を拒絶するような気さえ

するような透明感に包まれたサウンドなのかな?

やっぱり20代の僕には理解出来ませんでした(^_^;)

 

ただ、8曲目の  [ What can I say ] にはやられました。

ただただひたすらに甘く切なく心を締め付けるような

でもロックの主流とは異質な美しいシンセの響き

 

幾らいくらコードを進めて行っても

完結しない物語のような

やるせなーい曲ですな

本当に素晴らしい。

 

それでこのプロデューサーの David Foster さんは

ミュージシャンの個性を尊重なさるお人ですので

一曲一曲がもう散漫な印象をうけまして 

サウンドは統一されているけど)

アルバムの曲全部を理解するのに

結局、20年くらいかかりました。

 

で、理解した結果

名盤であると思いました。

 

曲のすべてが素晴らしい

もう心が揺さぶられちゃいます。

 

このアルバムで

サウンドが完成しちゃってるんじゃないの?

という気もするんですが

次のアルバムもこれまた名盤なんですよね

 

 

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Chicago17

彼らはアルバムジャケットにもこだわりますよね

ロックの歴史に名を残すベテラングループの

復活後の次のアルバムの表紙。。

 

一見シンプルなんだけどただの中身ではないかも知れない

と思わせるのに十分な感じです。

 

収録曲はこちら

Side One
No. Title Writer(s) Vocals Length
1. "Stay the Night" Peter Cetera/David Foster Peter Cetera 3:48
2. "We Can Stop the Hurtin'" Robert Lamm/Bill Champlin/Deborah Neal Robert Lamm 4:11
3. "Hard Habit to Break" Steve Kipner/Jon Parker Cetera with Bill Champlin 4:43
4. "Only You" James Pankow/Foster Lamm with Champlin 3:53
5. "Remember the Feeling" Cetera/Champlin Cetera 4:28
Side Two
No. Title Writer(s) Vocals Length
6. "Along Comes a Woman" Cetera/Mark Goldenberg Cetera 4:14
7. "You're the Inspiration" Cetera/Foster Cetera 3:49
8. "Please Hold On" Champlin/Foster/Lionel Richie Champlin 3:37
9. "Prima Donna" Cetera/Goldenberg Cetera 4:09
10. "Once in a Lifetime" Pankow Champlin with Cetera 4:12

 

チャート成績はこちら

シングル盤

1. Stay the night                       (米16位)

2. Hard habit to break               (米 3位、英 8位)

3. You're the inspiration            (米 3位、英14位)

4. Along comes a woman         (米14位)

 

アルバム          (米 4位、加 4位、英24位)

 

もう大ヒットですよね。

この [ Chicago17 ]  が彼らの最大のヒット作になりました。

 

結果としてはなんですけどね。

 

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最初のシングルの [ Stay the night ] が出た時

あまりにもそのプロモーションヴィデオといい

おっさん臭さに溢れていて

これはやっちまったなー(~_~;)

思いました。

 

それで僕の頭のなかから Chicago の存在が

消えました。

それは春のことでした。

 

しばらくして夏が過ぎ

その年はプリンスが売れに売れていて

僕もアルバムを友達に借りて

聴き狂っていたのですが

 

それも一段落してきて

秋も深まる頃に何気なく

ビルボードヒットチャートに目を通して見ると

 

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3位に彼らの [ Hard habit to break ] が入っていました

へー大ヒットしたんだなーと思って

米軍基地から流れてくるラジオに耳を傾けました

 

は?。。。。。。。。(˙◁˙)

 

 

 

 

よくわかりませんでした。。。

 

 

 

静かに緩やかにシンセの音が流れてきて

Peter Cetera と Bill Champlin がそれぞれ

歌い出してその後掛け合いが

始まります

 

そこにブラスが重なってきて

そして残りのバンドサウンドがからんで

やっとロックの音楽になります。

と思ったらまた最初のシンプル風味を

残しつつと思いきや

そこにまたブラスサウンドとストリングスをこれでもか!

と入れ込んできて

 

これやり過ぎなんじゃないの?

 

ともう頭のなかが混乱していましたが

何回も聴くうちに

ああ、Rock music は新しい境地に至ったんだなと

鳥肌がたつくらいに感動しました。

 

 

そして年が明けてすぐに次の大ヒットシングルが

生まれます。

 [ You're the inspiration ] です。

 

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Peter CeteraDavid Foster の共作で

結局80年代を振り返ると

この二人によって最高のクオリティー

楽曲がいくつか生み出されました。

 

すごいことですよね。

奇跡だとおもいます。

それとその時にシカゴのメンバーとして

一緒に仕事をしていたという希少価値

 

音楽に限らず

何かしらの作品は

常にこうした貴重な出会いから

産まれるもんなのでしょうね 

 

 

一期一会なんですよね

その時に何ができるかは

誰にもわからないんだけど

それは愛のようなものかもしれないし

新しい魔法だと言えばそうかも知れない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐野元春

高校のとき

かなりませてた

僕より10㎝以上背の高い

同じクラブの同級生が

『これを聴け』と

カセットテープを渡してきた

 

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日本語のロックなんて

英米の音楽に比べたら

ダサいものにしか聴こえない年頃でしたので

 

嫌で嫌で (´;ω;`)

仕方がありませんでしたが

 

 

まぁ命令みたいなもんで

あとで必ず感想を求められるから

どうしても一度は耳を通す必要があった。。。

 

 

 。。。。。。。。。。。

。。。。。。。。。。。 

 

。。。やっぱりよくわかりませんでした。。。

 

 

 

 

日本語は変だし

何を言いたいのかさっぱり

わからない

 

 

ただ音楽はシンセサイザーやラップ等の

当時の米英の流行を

ふんだんに取り入れて

十分におしゃれでしたので

 

 

聴き流していくと

耳に馴染んできて

シングルになった

『Tonight』

『Communication breakdown』

『Visitors』

『new age』

を中心にだんだん好きなアルバムになって

いきました

www.nicovideo.jp

 

 

ただ相変わらず言葉の意味は

わかりませんでしたが

 

 

 

当時の女子中高生には

サングラスをかけていた頃の佐野元春

非常に人気があり

 

その関係で(お察し下さい)

徐々に男の方にも人気が出始めます

 

 

この『Visitors』の頃は

その人気が爆発した感じでした

 

 

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Visitors(表紙)

 

まあ佐野さんは

アイドルにはなれませんでしたが

日本の歌謡曲には

多大なる影響を与え

 

 

 

戦後に隆盛を極めた

『演歌』というジャンルを

最終的には駆逐する一歩手前まで

向かわせる一因になったとも言えます

 

 

 

それでもやっぱり

マネージャーがヒゲクマだったのは

なんて歌っているのか意味がわからないのは

どうかと思いますが

 

 

それはそれで面白いと

個人的には思っています

 

 

 

 

 

 

 

Michael Jackson

A lot of people misunderstand me

 

冒頭のセリフのなかにこの一節がある

全世界が待ちに待った新曲が発表された

前作の『Thriller』から5年ぶりである

 

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I just can't stop loving you (シングル表紙)

 

 

 

 

そして翌月に待望のアルバムも発売された

 

それを見て全世界が驚いた

 

 

 

別人ぢゃん  !(◎_◎;)

 

お前だれ?

 

 

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Bad(

 

 

僕もびっくりした

 

前作のときの鼻とかを少しいじったくらいが

バランスがとれてとってもハンサムだったのに

 

まるで別人になってしまって。。。。。

若干の恐怖も。。。

 

 

ですが

 

 

この『I just can't stop loving you』は

天から降りてきたようなとても

素晴らしい楽曲でした

 

 

 

二人の声質のそっくりのデュエットは

一般的なデュエット曲でみられる

ドラマティック性というよりかは

 

ひたすらR&B楽曲での崇高な世界を目指す

神秘性をともなうものでした

 

 

 

ですが

 

 

 

ここから後の彼は

ゴシップにまみれ

どんなに質の高い楽曲を発表しても

 

 

世間に誤解されたままで

この楽曲に込められた想いも

誰に届くこともありませんでした

 

 

 

 

いやそんなことはないか

彼が最高のsingerだってことは

僕がわかってるから

 

 

仕事以外での彼は

世間一般並みの俗人だろうし

僕の知るアメリカのセレブと

比較してもそれは全然ひけをとらない

 

 

ですが

踊りとかのパファーマンスは

みんな真似出来るけど

この人の歌声はたぶん誰にも

再現することはできない

 

 

いまになってみれば

神様が歌わせていたんだと

思うしかない

 

 

 

Sergio Mendes 1

 

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Sergio Mendes(Self Title Album)

高校に入って怒涛の生活が始まったわけですが

そんな泣きそうになりながらあっというまに

数ヶ月が過ぎ、さて、久しぶりに米国の売れ曲の

チャートでも、、と思って

ビルボードチャートをみたけど

なんのことやらさっぱりわからん事になっていた

 

テレビで洋楽のコーナーがあって

チャートの上位10曲を短くPVを交えて

紹介してくれる番組があって

Police の『Every breath you take』が一位になった週に

4位(4週連続)になったこのSergio Mendes

Never gonna let you go』のコメントで

 

15年ぶりのヒット曲だというのを聴いて

ちょっと興味が湧きました。

 

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お子様向けのヒット曲のなかで

なんか落ち着いた大人の雰囲気満載の

音楽にどはまりしてしまいました。

 

シンセの響きが特徴的な男女のデュエット曲で

さわやかなイメージがひろがりまくる

本当にすばらしい曲です。

 

ただ、このときに

とても疑問だったのが

アーティスト名に『Sergio Mendes』としか

書かれて居なくて

なら歌ってる二人はなんなのさ???

 

と頭がこんがらがって居ました。

 

セルジオさんはプロデューサーだし

(この時は『鍵盤を弾いてるノリノリのおじさん』だとは知らなかった)

クインシージョーンズみたいなもんなんだろうな

とは思ったんですが、

 

いま考えたら『Sergio Mendes』という

グループだと考えるとぴったりなんですがね。

 

 

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ウラ面と曲目

アルバムの曲目はこんなかんじ

 

高校生当時はシングル版しか買えなかったんだけど

内容はバラエティーに富んでいて

やっぱりルーツのブラジルっぽい曲もあります

 

5曲目の『Rainbow's End』は本当に名曲で

なんでヒットしなかったんだろうと

不思議でなりません

 

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こちらのヴォーカルはどうも

『Michael Sembello(マイケル・センベロ)』さんらしいですが、

映画『フラッシュダンス』の曲でも有名ですよね。

 

 

しかしいくらどんなに素晴らしい曲でも

時代と合っていないと

だめだということなんですよねぇ。。。

悲しいです。

 

ああそうか、僕はジャケットなんて

曲が良ければ一切気にしないんだけど

このおっさんの顔がいかんのか!

 

この目立ちたがりのセルジオおじさんの

顔がいかんのか

そうなんか

まあ、いいや

 

それでこっからどっぷり

セルジオメンデスにはまっていくことに

なります〜(⌒-⌒; )

 

 

 

 

 

Scritti Politti

 みんな俗に言う設定年齢ってあるんじゃないかな

15歳だったり17歳だったり永遠の23歳だったりw

 

僕は一番目まぐるしく過ぎていった17歳の頃で

時が止まっているような気がする

 

1985年の秋から冬にかけての全米シングルチャートで

最高位11位まで上昇したのが Scritti Politti

Perfect Way』でなんかちゃかちゃかキラキラした曲で

聴きにくいんだけど結構長い間チャートに居たんで

だんだんくせになってきて記憶に残る曲になっていた。

 

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『Cupid & Psyche 85』アルバム表紙

収録曲はこちら

 

  1. "The Word Girl" (Gartside, David Gamson) – 4:24
  2. "Small Talk" (Gartside, Gamson) – 3:39
  3. "Absolute" – 4:25
  4. "A Little Knowledge" – 5:02
  5. "Don't Work That Hard" – 3:59
  6. "Perfect Way" (Gartside, Gamson) – 4:43 [UK CD – Remixed]; 4:33 [US CD]
  7. "Lover to Fall" – 4:13 [UK]; 3:52 [US]
  8. "Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)" – 4:48
  9. "Hypnotize" [Short Version] (Gartside, Gamson) – 3:34
  10. "Flesh & Blood" (Gartside, Gamson, Ann Swinton) – 5:35
  11. "Absolute" (version) – 6:11
  12. "Wood Beez" (version) – 5:56
  13. "Hypnotize" (version) – 6:34

 

各シングルのチャート成績

1. Wood Beez (Play like Aretha Franklin)   (英 10位)

2. Absolute                                                (英 17位)

3. Hypnotize                                              (英 68位)

4. The Word Girl                                        (英  6位)

5. Perfect Way                                          (英 48位、米11位)

 

アルバムのチャート成績 (英 5位、米 50位、日本 36位)

 

 

 

80年代の音の特徴のひとつに

デジタル音楽の台頭が挙げられます

70年代のアナログなシンセサイザーとは

違って、サンプリング音源等の使用により

もっとくっきりはっきりしていて

しかもノイズのない音を

自由に操れるようになり

 

高性能になるコンピュータのおかげで

それは年々技術が向上していきました

具体的には、最初は人工音臭かったものが

段々本物の楽器の音色に近づいて行ったということです

 

80年代はまさにその過渡期で

最初はUKがその最先端を行っていましたが

この85年くらいからUSでも

この流れがはじまりましたが

 

この作品はちょうどそのころ発表されました。

 

Scritti Politti は 元はUKのバンドですが

この曲の入っているアルバムの録音は

UKとUSの両方のスタジオで行われました

 

プロデューサーは、僕の大好きな

Arif Mardin』で

この人の関わった作品は大抵名盤です。

トルコ出身の方らしいです。

珍しいですよね。

 

 

 

で、Scritti Politti のアルバムは何枚かありますが

この『Cupid & Psyche 85』と次の『Provision』の

2つはもう、もう、素晴らしすぎてどうしてもっと

売れなかったのかいまでも不思議でなりません。

 

きらきらしたデジタル音が力強いビートとともに

空間を炸裂して跳ね回る感じです。

特にこの『Wood Beez(Pray like Aretha Franklin) 』

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渋い、格好いい👍

ぜひ大音響で聴いてみて欲しい

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全曲聴けば聴くほどスルメイカのようにくせになって

非常に美味で そして 美しい。。。